歯のホワイトニングの方法は、以下のようなものがあります。
- ホワイトニング効果のある歯磨き粉・マウスウォッシュを使用する
- 歯科医院でのホワイトニング
- ホワイトニングサロンでのホワイトニング
この辺りが一般的かと思います。
この他、歯の表面に直接白いラミネートべニアを張り付ける方法や、白い修復物を装着する方法もあります。
しかしこのような歯を削る方法は、歯の寿命を短くしてしまので、あまり一般的ではないでしょう。
ホワイトニングは、ホワイトニング歯磨き粉を使用する気軽なものから、歯科医院やホワイトニングサロンで施術する方法まであります。
歯科医院での一般的な「ホワイトニング」は、歯を削らずに漂白剤(主に過酸化水素)で化学的に白くするブリーチ(漂白)のことを指します。
歯の表面のみの軽度の着色の場合は、歯のクリーニングだけで白さを取り戻すこともできます。
しかし着色が歯の内部にまで及んでいる場合は、ホワイトニングの施術が必要になってきます。
歯の変色の原因になりやすいもの
色素やアクの強いものは歯が着色しやすいです。
例)
コーヒー・紅茶・緑茶・赤ワイン・ジュース
カレー・キムチ・ミートソース
ブドウ・オレンジ
ほうれん草・イカ墨・醤油・ソース
色の濃い飴やお菓子
ポピドンヨードなどのうがい薬や漢方薬
など
着色しやすい飲食物をご紹介しましたが、飲食物などの色素が原因ではない着色も存在します。
乳幼児期に服用した薬(テトラサイクリン)などが原因の歯の変色は、漂白で白くするのは難しいと言われています。
ホワイトニングをしない方が良い人はいる?
妊娠中や授乳中の女性の場合、胎児や乳児への影響が確認されていませんので、避けた方が良いでしょう。
また、18歳以下のお子様の場合も歯が未成熟のため、避けた方が良いとされています。
歯周病など口腔内の状態が悪い方も、ホワイトニングをできない可能性があります。
普段から歯磨きなど、お口の健康には気を付けましょう。
歯科医院でのホワイトニングの種類
歯科医院でのホワイトニングは、大きく分けると3つの種類があります。
オフィスホワイトニング
歯科医院のみで行えるホワイトニングです。
理想の白さになるまでに3~5回ほど通院する必要が多いですが、最近は1回の施術のみで白くする機械を取り入れているクリニックもあります。
オフィスホワイトニングは、後戻りがしやすいと言われています。
ホームホワイトニング
歯科医院で作成してもらった専用のマウスピースと薬剤を使って、自宅で自分で行うホワイトニングです。
少しずつ白くなっていくのが特徴です。
持続期間が長いと言われています。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時に行うホワイトニングです。
色ムラになりにくいので綺麗な仕上がりになり、色戻りもしにくいという利点があります。
3つのホワイトニング比較
オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング | デュアルホワイトニング | |
---|---|---|---|
場所 | 歯科医院のみ | 自宅(マウスピースは歯科医院で作成) | 歯科医院と自宅 |
特徴 | 高濃度の薬剤を使用。 1回の施術でも効果が出やすいが、歯がしみたり痛みの出る人もいる。 | 自宅でマウスピースに薬剤を塗り、装着する方法。 2~6時間の装着が必要。 | オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを並行する方法。 単独で行うより、高いホワイトニング効果が期待でる。 |
白くなるまで | 最短1回~ | 1ヶ月から3ヶ月 | 1ヶ月から3ヶ月 |
手軽さ | 手軽 | 手間がかかる | 手間がかかる |
後戻り | 後戻りしやすい | 比較的長持ちしやすい | 長持ちしやすい |
料金 | 1~8万円 | 2~4万円 | 5~8万円 |
どのホワイトニングの方法も一長一短があります。
オフィスホワイトニングは数回の通院で白さを実感できますが、一番後戻りがしやすいです。
ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングは長持ちしやすいですが、マウスピース装着わずらわしさや、白くなるまで少し時間がかかります。
オフィスホワイトニングは数回の通院が必要とされていますが、最新のホワイトニングシステムの「Philipsホワイトスピード」などの機械を導入している歯科医院ですと、1回の通院で理想の白さを手に入れることができます。
3つのホワイトニングはこんな方におすすめ
オフィスホワイトニング | 家でマウスピースを装着するのが面倒な方 すぐに歯を白くさせたい方 |
ホームホワイトニング | なるべく費用を抑えたい方 マウスピースを装着するのが手間じゃない方 |
デュアルホワイトニング | とにかく長持ちさせたい方 |
ご自身の口腔内の状態や生活スタイルに合わせて、どの施術法が良いのか考えてみるのが良いと思います!
ホワイトニングの種類についてご紹介させていただきました。
白い素敵な歯を手に入れられることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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