終活やることリスト「生前に何をすれば良い?」

終活やることリスト「生前に何をすれば良い?」

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終活やることリストをお探しの方へ。今回は終活カウンセラーの私が、終活のやることリストを解説を交えながらご紹介していきます。

近年、終活(生前整理)をする方がとても増えています。

芸能人でも中尾彬さん夫妻、高橋英樹さんなどが「終活をした」と公言したことで話題になりました。

私はまだ40代ですが、終活カウンセラーの仕事をする前から終活について考えていました。

というのも40歳の時に友人が突然亡くなり、それから死について色々考えるようになったのです。

実は私は離婚を経験していて、2人の子供を一人で育てています。

「もしもの時のために生命保険に入っているのと同じで、もしものときに子供になるべく迷惑をかけたくない」

そう思い、エンディングノートを書いておくことにしました。

平均寿命で言えば私はまだ人生の折り返し地点といったところです。

なので、ほかに具体的な生前整理というものをしているわけではありませんが、「できるだけ物を増やさない」などの心がけはしています。

前置きが長くなりましたが、元気なうちにある程度の終活をしておくと家族の負担を減らすことが出来ます。

しかし

終活って何をすればよいの?」「終活のやることリストが知りたい

このように悩んでいる方が多くみられます。

そこでこの記事では、生前(元気なうち)に終活として何をすれば良いのか?

生前に終活といしてやっておくと良いものをやることリストまとめてみました。

よろしければ読んでみてくださいね。

この記事の筆者
遺品整理士・終活カウンセラー1級
シングルマザー・二児の母です。

目次

終活やることリスト「元気なうちにやっておきたいこと」

体の動ける元気なうち(生前)にやっておきたい終活内容を、やることリストにまとめました。

終活やることリスト①銀行口座の整理

預金通帳と貯金箱

銀行の口座は、できるかぎり生前に整理しておいたほうが良いでしょう。

銀行口座がたくさんあると、手続きをするコストや手間がかかってしまいます。

利用していない口座は解約あるいは預金をまとめるなどして、まとめた銀行口座はリスト化しておくと良いです。

また、通帳・キャッシュカード・印鑑の保管場所は、家族など信頼できる人に伝えておきましょう。

終活やることリスト②名義や受取人の確認

相続の文字と人形

不動産や生命保険の受け取りなど、死後に遺族が受け取るものは名義・受取人をきちんと確認しておきましょう。

相続の手続きは複雑なものも多く、思っている以上に手間や時間がかかります。

一番把握している故人が生前に

終活やることリスト③デジタル終活

パソコンとスマホの写真

パソコンやスマートフォンなどの機器を、自分や遺された人が困らないように管理することを「デジタル終活」と言います。

デジタル終活を行わないと、このようなことが起こってしまう可能性があります。

  • パソコンやスマートフォンの見られたくないデータを見られてしまう。
  • IDやパスワードが分からなくて、家族がデータを開けない。

死後に見られたくないデータは削除したり、IDやパスワードなどの情報は家族にわかるようにまとめて記載しておくなど、管理しておくことが大切です。

終活やることリスト④財産リストの作成

おじいさんが何かを書いている写真

預金や保険・投資などの資産はリスト化しておくと遺された家族がわかりやすいでしょう。

どこの銀行に口座があるか、そこの保険会社にどんな保険に入っているかなども併せて記入すると良いです。

終活やることリスト⑤遺言書の作成

遺言書と家系図

遺された遺族が相続争いにならない一番の方法は、終活で遺言書を作成しておくことです。

遺言書には

  • 自筆証書遺言
  • 秘密証書遺言
  • 公正証書遺言

これらの3つの形式があります。

それぞれにメリットデメリットがありますが、トラブルを回避するためには公正証書遺言を作成しておきましょう。

公正証書遺言は、公正役場に依頼して作成する遺言書です。

原本が公正役場で保管されますので、紛失や書き換えられるなどのトラブルに遭う心配がありません。

終活やることリスト⑥葬儀・お墓について

お墓の写真

葬儀の形式や自分の入るお墓について希望がある場合は、遺された家族に伝えておく必要があります。

葬式やお墓については遺された家族がとても悩んでしまう問題です。

終活のやることリストとして頭に入れておきましょう。

終活やることリスト⑦連絡先リストの作成

おばあさんが連絡先リストを書いている

葬儀の時に遺族が「葬儀に誰を呼べばよいか」と困ってしまうことが多いです。

また、個人と親しい間柄の人を呼びたいけれど、連絡先が分からないといったこともよく起こることです。

終活で自分の葬儀に招いてほしい人、または連絡してほしい人の名前連絡先をリスト化しておくと、遺された家族の連絡手続きがスムーズになるでしょう。

終活やることリスト⑧生前整理(身の回りの物の整理)

遺品整理とは亡くなった方の遺品を、ご遺族や近しい方たちが整理することを言います。

近年「遺品整理」という言葉もだいぶ浸透してきていて、ご家族の遺品整理を専門の業者に頼む方が増えています。

私も仕事でたくさんのお宅の遺品整理を行ってきました。

もちろんご遺族様が自分たちで遺品整理を全て行うことも可能です。

しかし、自分たちで遺品整理を行っていたものの、「思ったより量が多かった」「ゴミの分別方法がわからない」など途方に暮れて私たちの依頼してくる方がとても多いのです。

また、写真や個人の思い入れのあったお品などは処分して良いのかどうか迷われるかたが非常に多いです。

身体が元気な動けるうちに、終活である程度身の回りの整理をしておくことは、遺されたご家族の負担を減らすためにも大切なことだと思います。

終活やることリスト。何から始めれば良い?

終活やることリストをご紹介させていただきました。

では、終活はまず何から始めれば良いのでしょうか?

私は「終活しよう」と思ったらまず、エンディングノートを作成することをおすすめします。

エンディングノートとは?

エンディングノートまたは終活ノートという言葉を、聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

エンディングノートとは、「人生の棚卸」とも言えるものです。

今までの人生を振り返ることで、その後の人生をよりよく生きるための材料にもなります。

また遺された家族が困らないように、大事なことを記しておくものでもあります。

先ほど「終活リスト」でご紹介したような、連絡先のリストや葬式・お墓の希望などについては、エンディングノートに記載しておくと分かりやすいです。

市販のエンディングノートを購入すれば、必ずリストのページがありますので記入しやすいでしょう。

またどこに銀行口座があるか、加入している保険などもエンディングノートに記載すると良いでしょう。

エンディングノートは本屋さんなどでも購入できますし、自治体によっては無料で配っているところもあるようです。

普通のノートよりも、形式などが書かれているエンディングノートに記す方が分かりやすく記入しやすいです。

エンディングノートを記入すると、自然と終活でやるべき他のことについても浮かび上がってきます。

終活はまずエンディングノートの作成から始めるのがおすすめです。

遺された日々を楽しく有意義に過ごすために、まずはエンディングノートから始めてみましょう。

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