春の役員決めで、PTA広報委員になった方。「何から手をつければいいの?」「パソコン作業は苦手なのに…」と不安になっていませんか。
私も子どもの学校でPTA広報委員を経験しました。初めての時は何をすればいいか分からず、先輩ママを頼りに進めていきました。
この記事では、初めての広報委員さんに向けて、最初にやること、広報誌づくりの6ステップ、発行までのスケジュール、使うツール、よくある悩みを順番にまとめました。学校によってやり方は違うので、「だいたいこんな流れなんだ」と全体をつかむ参考にしてください。
結論:初めての広報委員は「前年度の号を手に入れる」ことから始める
何から始めるか迷ったら、まずは前年度の広報誌と引き継ぎ資料を手に入れることです。発行回数、ページ数、載せているページ、印刷方法がほぼ分かり、「今年も同じ形で作ればいい」という見本になります。
委員になって最初の1〜2週間でやっておきたいことは、次のとおりです。
- 前年度の広報誌(できれば全号)と引き継ぎ資料をもらう
- 委員どうしの連絡方法を決める(LINEグループなど)
- 発行日と、学校の窓口の先生(教頭先生など)を確認する
- 初回の企画会議の日程を決める
PTA広報誌づくりの全体の流れ(6ステップ)
広報誌づくりは、大きく分けて次の6ステップです。
- 前年度の引き継ぎを確認する
- 企画会議で、載せる内容と担当を決める
- 原稿と写真を集める
- レイアウト(デザイン)を作る
- 校正(チェック)をする
- 印刷して配布する
発行の3か月ほど前から動き出すと安心です。以下、ステップごとにポイントを紹介します。
ステップ1:前年度の引き継ぎを確認する
まずは前年度の広報誌と引き継ぎ資料を見せてもらいましょう。確認しておきたいのはこんなことです。
- 年に何回発行しているか、いつ頃配っているか
- ページ数と用紙サイズ(A4、A3など)
- 印刷会社はどこか、学校で印刷しているか
- 予算はいくらか
- 前年度のデータ(Word、Canvaなど)が残っているか
- 写真の掲載について、学校のルールはあるか
前年度の号が手元にあると、「この形でいいんだ」という見本になり、ぐっと進めやすくなります。前年度のデータが残っていれば、レイアウトを一から作らずに済むので、データの保存場所も必ず確認しておきましょう。
ステップ2:企画会議で内容と担当を決める
次に委員で集まり、どんなページを作るかを決めます。PTA広報誌でよく載るのは、こんなページです。
- 表紙
- 先生紹介(新しく来た先生、担任の先生)
- 行事レポート(運動会、学習発表会、修学旅行など)
- 委員会・部活動の紹介
- アンケート企画
- PTA活動の紹介

ページごとに担当者と締め切りを決めておくのがポイントです。「誰が、どのページを、いつまでに」を一覧にして共有すると、後で慌てずにすみます。
担当表の例
| ページ | 担当 | 原稿・写真の締め切り |
|---|---|---|
| 表紙 | Aさん | ○月○日 |
| 先生紹介 | Bさん・Cさん | ○月○日 |
| 行事レポート(運動会) | Dさん | 行事の1週間後 |
| アンケート企画 | Eさん | ○月○日 |
仕事をしている委員さんが多い場合は、平日昼の会議を減らし、LINEグループや共有フォルダでのやりとりを中心にすると、負担がかたよりにくくなります。
ステップ3:原稿と写真を集める
広報誌づくりで一番時間がかかるのが、この原稿と写真集めです。
先生や子どもへの原稿依頼は早めに
先生紹介のコメントなどは、先生方もお忙しいので、余裕をもってお願いしましょう。記入用紙を作って配ると、文字数がそろって後のレイアウトが楽になります。

先生へのアンケートの質問例や依頼文の例、写真のそろえ方はPTA広報誌の先生紹介ページの作り方で詳しくまとめています。
写真は掲載ルールを必ず確認
子どもの写真は、学校やPTAのルールに沿って扱いましょう。顔が写る写真を載せてよいか、名前を出してよいかなどは、学校によって違います。迷ったら、先生や本部役員さんに確認するのが安心です。
写真はスマホで撮ったものでも十分使えます。ただし、ぶれていないか、明るさは足りているかはチェックしておきましょう。行事の写真は、委員みんなで撮ったものを共有フォルダに集めると、選ぶのが楽になります。
ステップ4:レイアウト(デザイン)を作る
原稿と写真がそろったら、ページの形に組み立てます。WordやCanvaを使う学校が多いと思います。
よく使われるツール
| ツール | 向いている人・場面 |
|---|---|
| Word | 前年度のデータがWordで残っている。パソコンで作業できる |
| Canva | スマホでも作業したい。テンプレートを使って見た目を整えたい。複数人で同じデータを編集したい |
| 手書き+コピー | パソコンを使わない学校。手書きの温かみを出したい |
読みやすくするコツは次のとおりです。
- 1ページに入れる情報を欲張らない
- 文字の大きさや書体を、ページ間でそろえる
- 写真は大きめに使い、主役を1枚決める
- 文字が多いページは、見出しや囲みで区切る

私はレイアウトに一番時間がかかり、夜遅くまで作業していました。前年度のデータを土台にする、ページ担当を分けて同時に進める、の2つを早めにしておけば、もっと楽にできたと思います。
ステップ5:校正(チェック)をする
完成したら、印刷前に必ずチェックします。特に間違えやすいのは次の項目です。
- 先生や子どもの名前の漢字
- 日付・曜日・学年やクラス
- 掲載NGの写真が入っていないか
- ページ番号や、表紙の号数・発行日
1人で見るより、委員みんなで分担して見るほうが間違いに気づきやすいです。最後に校長先生や教頭先生に確認していただく学校も多いので、その日数も見込んでおきましょう。
ステップ6:印刷して配布する
印刷会社に頼む場合は、どんな形式のデータで渡せばよいか、事前に聞いておきましょう。PDFで入稿することが多いです。Canvaで作った場合は、ダウンロードの形式で「PDF(印刷)」を選べます。
印刷会社によって入稿のルールが違うので、締め切りと一緒に確認しておくと安心です。学校の印刷機で刷る場合は、印刷できる日や枚数を先生に確認しておきましょう。
発行までのスケジュールの目安
| 発行の何か月前 | やること |
|---|---|
| 3か月前 | 前年度の確認、企画会議、担当決め |
| 2か月前 | 原稿依頼、写真集め |
| 1か月半前 | レイアウト作成 |
| 1か月前 | 校正、先生方の確認 |
| 2〜3週間前 | 印刷会社へ入稿 |
| 発行日 | 配布 |
行事レポートは行事が終わってからでないと作れないので、そのページだけ後から入れられるように、他のページを先に進めておくのがコツです。
初めてのPTA広報委員さんによくある質問
まとめ:全体の流れが分かれば、広報委員は怖くない
PTA広報誌づくりは、やることが多く見えますが、流れをつかめば一つずつ進められます。
- 前年度を確認する
- 内容と担当を決める
- 原稿と写真を集める
- レイアウトを作る
- 校正する
- 印刷して配布する
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広報委員のみなさんの負担が、少しでも軽くなりますように。

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